東栄コンクリート工業株式会社

東栄コンクリート工業株式会社

会社概要

当社は昭和36年の創業以来、コンクリート製品の「ものづくり」一筋に歩んで参りました。土木用・建築用コンクリート製品をベースに環境用関連製品も含めたコンクリート製品の総合メーカーとしてユーザーの皆さまにご愛顧をいただいております。

将来のビジョン

昨今、わが国の社会情勢は激変しております。本格的な人口減少時代を迎え、少子高齢化にともなう労働力不足、循環型社会構築へのパラダイムチェンジ、大規模な自然災害の増加等、日本社会が取組むべき課題は山積しております。当社は、これらの課題に積極的にチャレンジして参ります。

企業の強み

コンクリート製品のポテンシャルを活かした生産性の向上、リサイクル資源の積極的な活用、大幅な工期短縮による建設工事現場の改善等に企業の社会的使命を果たすため、今後とも「お客さま第一主義」で努力して参ります。

業種 製造業
事業内容

コンクリート製品の設計製造販売

資本金 7,000万円
設立日 昭和36年3月
代表者 代表取締役  新田 裕之
所在地 山形市富神台19番地
電話番号 023-643-1144
URL https://www.toeicon.co.jp/
従業員数 120人
取得した認定等
会社(人事担当)から一言

・いつも自然に笑顔の出る人。
・枠にはまらない発想力を持った人。
・目標に向かって努力し続けることができる人。お待ちしています。  



UIターンした先輩に聞いた!山形で働く魅力とやりがい

企業名:東栄コンクリート工業株式会社
名前(読み方): 原田昇平(はらだしょうへい)さん
入社:2016年4月【6年目(2021年10月時点)】
所属部署:本社工場 生産管理課
※所属部署等は取材時点のものです。

先輩へのインタビュー

企業紹介

昭和36年創業以来、コンクリート製品の総合メーカーとしてコンクリート製品の「ものづくり」一筋で歩んでまいりました。土木用・建築用をベースに、山形県内のみならず全国に納品しています。

担当している業務

生産管理課で生産の工程管理をしています。営業が受注した仕事をどれくらいの納期で、どれくらいの金額で、どれだけの量が作れるかの計画を練ることが私の仕事です。営業と工場との橋渡し役でもあります。しっかりと見通しを持って計画を立てることができなければお客様に迷惑をおかけするだけでなく、営業や工場にも負担をかけ余計な経費がかさんでしまいます。とても責任のある重要な仕事です。

先輩へのインタビュー

Uターンをした理由

私は尾花沢市の出身で、東京の文系大学に進学しました。卒業後は部活の先輩の誘いで関東の建設会社に就職しましたが、転勤が多く、一年ごとに全国各地を転々とする日々に。新しい場所での挑戦はとても楽しいことでしたが、一方で私にはずっと「温かい家庭を築き毎日家族と過ごせる生活をしたい」という夢がありました。そしてどこか定住する場所を、と考えるうちに、Uターンを決意しました。
地元を選んだのは家族が近くにいて住みやすい場所である、ということが大きな理由です。自分が生まれ育ったところですので不安はありません。今は結婚し家を建て、山辺町で夢だった温かい家庭を築くことができました。

会社を選んだ理由

 決め手は待遇と休暇です。前職の経験が活かせる仕事をハローワークで探しているうちに、東栄コンクリート工業を見つけました。特に年間休日数が100日以上あるというのは魅力的です。前職では週に1日しか休みがなく、年間休日数は90日前後でした。働き方改革にともない今は更に休日が増え、家族と過ごせる時間が増えたのでプライベートも充実しています。
私は生産管理課として入社しましたが、文系の大学出身の私は営業職でしか募集の枠がありませんでした。ですが当時の工場長と面接をしていくうちに、前職での経験は十分であり、現在の仕事がより私に向いているだろうと、生産管理として採用していただきました。

実際に働いてみて

入社してしばらくは直属の上司の背中を見て学びました。失敗しながら、指導を受けながら、今ようやく一人前になれたかなと思っています。
仕事はもちろん大変なことが多いですが、私は人に恵まれているなと感じています。工場や営業、またメーカーの方とも日々たくさん接している中で、関わっている皆さんのために一生懸命この仕事を完成させようという気持ちになります。
また、「やろう」と決めた時には皆で盛り上がれる雰囲気があります。「やろう」「頑張ろう」という気持ちを常に持ち続けることは簡単ではありません。難易度の高い案件が入った時には、皆で集まって気持ちを高めます。その際は工場だけでなく、品質管理や技術、営業など、関係する部署の大勢が集まります。一人ひとりの知恵と技術と経験を持ち寄って大きなプロジェクトに取り組む真剣さを目の当たりにした時、この会社に入って良かったなと感じます。

仕事のやりがい・今後の目標

 自分が立てた計画がうまくハマったと感じる瞬間があり、その時にとても大きな達成感を感じます。納期に遅れることも工場に負担をかけることもなく生産を完了し、なおかつ次の仕事をスムーズに開始できる。本社の工場には稼働しているところが5か所あるのですが、どこが忙しくどこの手が空いているかを把握して生産の割り振りを行います。スケジュール通りに仕事が終わると嬉しいですね。
 一方で「あの時こうしていれば良かった」と悔やむこともあります。生産管理課では閑散期にどの製品をどれくらい作り置きしておくかの計画も立てるので、数か月後までを見越して生産スケジュールを考えなければなりません。生産工程をしっかりと組み、工場をうまく回していかなければ、必ずどこかの部署に負担がかかります。生産管理は一人では成立しない仕事です。営業・工場とうまくコミュニケーションを取りながら、問題が発生しそうなことにいち早くより多く気づき、事前に対処していくことが今後の目標です。

先輩へのインタビュー

先輩としてのメッセージ

 実際に社会に出て、働いてみないとわからないことはたくさんあります。企業研究を念入りに行ったとしても、入社してから気がつくことの方が多いと思います。だからこそイメージだけで決めつけずいろんな分野を実際に見て、自分に合った場所を探すチャレンジをしてほしいと思います。あとは、とにかくやってみるしかないですね。
 それから人と話をする事も大切だと思います。コミュニケーションを積極的に取る努力をしていれば、どこに就職しても楽しく仕事ができると思います。仕事をするのはお金を稼ぐためですが、やりがいを感じ楽しいと思いながら働くことは、人生に良い意味を与えてくれると思っています。積極的にコミュニケーションをとる努力をすることをお薦めします。私は今、楽しいです。

取材:2021年10月