米富繊維株式会社

米富繊維株式会社

会社概要

1952 年に現代表取締役、大江健の祖父である大江良一が山形県山辺町に創業した老舗ニットメーカー。自社内にニットテキスタイル(編地)開発部門を擁し、これまでに開発したテキスタ イルのアーカイヴは数万枚を 越える。 40 年以上に渡るニットテキスタイルの開発技術は、世界でも類を見ないクオリティを実現。その技術を基に素材開発から商品開発、量産に至るまでを一 貫して山辺町の自社ファクトリーにて行い、 OEM/ODM/ 自社ブランドの 3 事業を柱に企画・生産・販売 を手掛けている。自社ブランド COOHEM 然り、 65 年 を 超える 歴史、技術、そしてクラフ ツマンシップに裏打ちされた唯一無二の米富繊維のモノづくりは、国内外多くのブランドやセレクトショップからの信頼と注目を集めている。

将来のビジョン

若手育成
職人の技術伝承

企業の強み

40年以上培われてきた
ニットテキスタイル開発技術力

業種 製造業
事業内容

OEM/OEM/自社ブランドのウィメンズ・メンズニットの企画、製造、販売

資本金 6,300万円
設立日 昭和27年8月1日
代表者 代表取締役社長  大江健
所在地 山形県東村山郡山辺町山辺1136
電話番号 023-664-8166
URL https://www.yonetomi.co.jp/
従業員数 55
会社(人事担当)から一言

ニット服製造業で積んだ経験を活かしたい方、故郷である山形へのUターンを考えている方、私たちと一緒に山形から世界へ向けて日本のモノづくりカルチャーを発信してみませんか?ぜひ一度会社見学にお越しください。



特集記事 先輩へのインタビュー
先輩へのインタビュー

企業名:米富繊維株式会社
名前(読み方):今田 幸大(コンタ コウダイ)さん
入社:2018年7月【4年目】
所属部署:営業
※所属部署等は取材時点のものです。

企業紹介

1952年創業のニットメーカーで、OEM(他社ブランド製品の製造)を取り入れ、お客様から依頼されたニットを製造しています。また、自社ブランドを3つ(COOHEM、THIS IS A SWEATER.、YONETOMI)持っています。いろいろな素材を組み合わせ、編み方や技術を入れて多彩な編地を作っているのが弊社の特徴です。
山辺町のニット文化は、戦前に食用として羊を飼っており、戦後に衣類が不足した時にニットを作ったという歴史があります。時代の変化を受けながら、柔軟なモノづくりを続け、現在は海外との取引も少しずつ増えてきています。

担当している業務

私は営業職として入社し、現在は自社ブランドの営業を中心に、OEMにも関わっています。ブランド製品の営業では、展示会を年2回開催するので、全国のセレクトショップや百貨店等の小売店などに案内をしています。最近ではポップアップショップ(期間限定の直販店)やイベントもしています。OEMはお客様の要望に沿って製造するので、自社ブランドとは違う大変さや面白味があり、とても勉強になっています。

先輩へのインタビュー

Uターンをした理由

天童市出身で、小さい時から洋服を見たり選んだりするのが好きなこともあり、夢は漠然とですが、自分で仕入れた服を販売する洋服店を営むことでした。高校卒業後は、宮城県の服飾系の専門学校に入り、その後、東京で12年間アパレル企業に勤務しました。
東京ではいろいろな経験ができて楽しく過ごしていたのですが、いずれは帰りたいなという気持ちはありました。結婚して子育てが始まると、改めて「このまま東京で生活していいのか」と考えました。ちょうど30歳を過ぎた頃で、子どもも小さいうちに山形に馴染んだほうが安心して生活できるのではと思い、山形へのUターンを決めました。

会社を選んだ理由

東京で働いていた時の会社の社長が「仕事を決めてから辞めたほうがよい」とアドバイスを下さり、働き続けながら山形の求人情報を探すことにしました。なかなか自分がよいと思う求人が見つけられなかったのですが、そんな時に付き合いのあるセレクトショップの方から「COOHEM」というブランドが山形で作られていることを教えてもらい、「山形でこんなに格好良いものが作られているのか」と驚きました。
その頃、弊社で営業の求人はなかったのですが、「何もしないよりは」とメールをしてみました。すると「履歴書を送ってください」と返信が来て、その後工場見学と面接を経て採用してもらうことができました。

先輩へのインタビュー 先輩へのインタビュー
先輩へのインタビュー 先輩へのインタビュー

実際に働いてみて

私はニットの知識がほとんどない状態で入社したので、最初は製造の過程などをいろいろ見て、知識として覚えようとしましたが、実際に何度も繰り返して成功も失敗もしていかないと覚えないんだなということを実感しました。ひとつずつ覚えていくことに充実感を得ながら、日々学んでいます。
営業に関しては、前職がアパレル企業で作り手に依頼する立場だったのが、今は依頼される立場なので、両方の気持ちがわかるような気がしています。私はニット製品を通して、どんな仕事でも結局は人と人とのコミュニケーションや信頼関係が基本だと改めて感じているところです。

仕事のやりがい・今後の目標

「山形から全国や海外のお客様に発信して、ものづくりをしている」ということにやりがいを感じます。新しいブランドを次々と立ち上げた社長と一緒に出張をする中で、勉強になることも多々あります。
これからの目標も重複しますが、山形から日本全国、世界にむけて、商品を通して山形のものづくり文化をさらに発信していくことです。今は便利な世の中で、場所に関係なく良いものを作ることができます。それをもっと多くの人に伝えていきたいです。
あとは、地元山形での認知度が低いことが課題と感じているので、ポップアップショップなどを通して発信していきたいです。

先輩としてのメッセージ

技術はあとからついてくるので、最初はわからなくても続けていれば覚えられるもの。技術よりも大事なのは柔軟な気持ちだと思います。今日と明日では常識や価値観が変わることもあるので、どんな仕事でも固定概念に縛られずに、一度挑戦してみてください。

取材:2021年10月