株式会社かわでん

株式会社かわでん

会社概要

『電気に生きる―電気と共に発展する社会と共生し、人びとの暮らしに貢献する』創業以来、当社の基本精神として今日まで脈々と受け継がれ、今なお、かわでんの変わることのないポリシーです。今後もより豊かで快適な暮らしの創造に向け、新しいエネルギー社会に貢献していくことは私たちの使命であると考えています。

将来のビジョン

・「生産効率の向上」これまで以上に改善活動に努めます。
・「独自技術の開発」かわでんにしかできないオンリーワンの技術と品質をお客様に提供してまいります。またお客様のご要望にさらに柔軟に対応するためにも、製品の高効率・省電力化等に向けて開発を強化しております。

企業の強み

・カスタム型配電制御設備業界、専業企業としてトップシェア。日本を代表する数々の建築物や商業施設をはじめ、全国各地の大型オフィスビル、病院、学校、工場等に設置(スカイツリー、新歌舞伎座、KITTE、フジテレビ、他多数)。
・コンサルティングから、設計、製造、アフターサービスまでの一貫事業体製。
・高い技術力と高度に合理化された生産システムにより仕様、品質、納期などお客様の様々なご要望に柔軟に対応できます。

業種 製造業
事業内容

配電制御システムの設計、製造、販売、およびメンテナンス

資本金 21億2400万円
設立日 昭和15年6月
代表者 代表取締役社長  相澤利雄
所在地 南陽市小岩沢225番地
電話番号 0238-49-2011
URL http://www.kawaden.co.jp/
従業員数 806人
取得した認定等
会社(人事担当)から一言

私たちの会社「かわでん」は、創業以来築いてきた長い歴史の中で、いつの時代も常に若々しく新しい力に期待し、次代を切り開く「人財」を求め続けています。
皆さんの熱い意欲をぜひ「かわでん」で発揮し、業界の「オンリーワン」企業を共に目指しましょう。



UIターンした先輩に聞いた!山形で働く魅力とやりがい

企 業 名:株式会社かわでん

名前: 枝松 弘樹(エダマツ ヒロキ)さん

入  社:2017年4月【3年目(2019年10月時点)】

所属部署:技術本部 山形検査グループ 第二検査チーム

※所属部署等は取材時点のものです。

先輩へのインタビュー

企業紹介

当社は「電気に生きる-電気とともに発展する社会と共生し、人々の暮らしに貢献する」という創業の理念を基に、配電制御にかかわる様々なシステムをご提供しています。大正15年3月に創設されて以来、配電制御システムのリーディング・カンパニーとして、コンサルティング、設計、製造、販売、アフターサービスの一貫事業体制を日本で最も早く構築し、高品質で信頼性の高い製品の開発と、充実したサービスを追及してきました。90年の歴史の中で営々と積み上げてきた納入実績は、業界トップクラスを誇ります。日本各地のランドマークとなっている著名な建築物、公官庁・地方自治体の施設、地域再開発など数々の大型プロジェクトを、『KAWADEN配電制御システム』が陰ながら支えています。

担当している業務

検査員として、出荷前の製品がお客様のご要望に沿っているかを、図面と突き合わせてチェックをしています。当社は、設計から製造、組み立てまでをほぼ一貫して行っています。製品は、組み立てや板金など、いろいろな工程を経て製造されるので、最終確認である検査グループはとても大切なところです。お客様への納品までにかかる時間から逆算して、約1時間で一つの製品を検査します。できる限り手早く、検査精度を下げず、完璧なものを出荷できるように努めていますが、クレームが発生することもあります。そういう時にこそしっかりとした再調査と共に、原因究明を行って、また同じようなクレームが発生しないように、対処をすることも検査員の重要な仕事です。

Uターンをした理由

私は上山市で生まれ、1歳の頃に親の転勤で東京都に引っ越しました。小学5年生の頃また上山に戻り、その後大学は福島県の日本大学工学部へ進学しました。私は一人っ子で、両親が高齢だったこともあり、いずれは山形に戻ってくるつもりでした。就職活動の際は、鉄道系と電気系で企業を探し、県外の企業も受けましたが、地元である山形県に戻りたいという気持ちがありました。自分にとって落ち着く場所、戻ってこようと思える場所が山形県でした。そんな時、大学で行われた合同企業説明会で『株式会社かわでん』と出会いました。『株式会社かわでん』は山形県から全国へ向けて仕事をしており、とても魅力を感じました。その後山形県で行われた合同企業説明会や、会社見学などにも参加して、山形へ戻ることを決めました。

会社を選んだ理由

「地元である山形県から、全国に製品を届けている」というのが最大の魅力です。テレビに映るような施設や、有名な建物にも当社の電気設備が入っています。「私も山形県から全国に誇れるものを発信したい」と思いました。また、電気設備という「目立たないけれど、私たちの生活になくてはならないもの」を作っているというのも理由です。見えないところで努力している「縁の下の力持ち」のような人に、私はなりたいと思いました。

先輩へのインタビュー

実際に働いてみて

約1時間という限られた時間の中で、1つの製品の検査を終わらせるというのは、大変です。特に、年に数回しか見ないような機器が付いていると、3年目の私ではわからないことがあります。そういう時は先輩に聞いて、教えてもらっています。
また当社では、お客様の要望により近づけられるよう、設計の段階から全てをオリジナルで作ることも可能です。検査で初めて見る製品は、検査実績がなく、注意すべき箇所を知ることができないため、特に注意し、検査しなければならず大変です。細かいところが1カ所でも図面と違っていれば出荷することができないので、とても責任のある仕事です。

仕事のやりがい・今後の目標

やりがいは、自分たちが手がけた製品を世の中に送り出していること。そして、全国で実際に動いている当社の製品を見ることです。テレビを見ながら「ここはうちの製品だ」と考えてしまうのは、もはや職業病です。また、時間通りに検査を終えることができたときも嬉しくなり、達成感を覚えます。
 今後の目標は検査を時間内に終了できるようになることです。検査が終わらないと出荷できないので、正確かつ時間通りに検査することができるようになりたいです。また、高性能で高品質なものを短時間で作り上げるという目標もあります。検査グループは、すべての工程の中で最後の仕上げをするところなので、各部署でのミスが少なければ少ないほど早く検査は終わります。ですが、人の手で作っているので、ミスをする時もあります。その中で、より高精度で高品質なものを作れるように、努力したいと思います。

先輩へのインタビュー

先輩としてのメッセージ

就職先を決める上で大事なことは、自分が何をしたいか。また勤務地や、その会社の社員の表情や雰囲気だと思います。
 魅力のある場所で働くことのほうが楽しいと思います。また、何をしたいかも重要です。当社であれば、電気系や板金、塗装など。まずはどこで何をやりたいかを考えます。
でも、何をやりたいかわからない人もいると思います。そういった人は合同企業説明会で、多くの会社の話を聞くといいと思います。興味を持てるものがあるかもしれないし、かっこいいと思える人と出会えるかもしれません。
私は合同企業説明会で、気さくであり、丁寧な説明ができる、社会人として尊敬できる方々と出会い好感を持ちました。その後、会社見学にいったとき、他の社員も生き生きした顔をしていたので、いい会社だろうと思うことができました。

取材:2019年10月