ミクロン精密 株式会社

ミクロン精密 株式会社

会社概要

ミクロン精密は心なし研削盤(センタレスグラインダ)と内面研削盤(インターナルグラインダ)の開発、設計、製造、販売を行うトップメーカーです。心なし研削盤の国内シェアは4割を超え、海外30カ国以上に7000台を超える納入実績があります。顧客からは製品やサービスに対し高い評価と満足をいただいています。

将来のビジョン

世界最高峰の研削技術・技能を極め、妥協のない品質と顧客満足を追求する。
オンリーワン技術で、社会へ価値を提供し続ける。

企業の強み

世界に冠たる企業が当社の技術を求め、当社の研削盤を設備します。他社の追随を許さないとユニークな発想と革新的研削技術が当社の強みです。
また、安定した経営環境のもと、安心して自己成長、自己実現することができます。

業種 製造業
事業内容

専用工作機械(心なし研削盤、内面研削盤)及びその周辺装置の開発、設計、製造、販売並びにメンテナンス

資本金 6億5,137万円
設立日 昭和36年10月
代表者 代表取締役社長  榊原憲二
所在地 山形市蔵王上野578-2
電話番号 023-688-8111
URL http://www.micron-grinder.co.jp
従業員数 (2020年8月)236名
特徴
くるみん認定企業
留学生の採用実績あり
会社(人事担当)から一言

ミクロン精密だからこそできる技術。ミクロン精密でなければできない技術。
そして、この技術が世界中の『モノづくり』に寄与しているという自負。
そうあり続けるためには、常に新しいチャンレンジとフレッシュな感性が必要です。
さあ、あなたの旺盛な好奇心をミクロン精密の技術にしてみませんか?

ワークライフバランスの実現

コアタイムなしのフレックスタイム制を導入しています。また、ソフトボールやフットサル、テニス、バレーボール、サイクリングなど余暇を楽しむクラブ活動があります。厚生労働省の『くるみん』マークや山形いきいき子育て応援企業(ダイヤモンド)の認定を受けるなど、子育てや女性活躍の環境の充実に努めています。

当社についてより詳しく知りたい方はこちら

 



特集記事 先輩へのインタビュー
先輩へのインタビュー

企 業 名:ミクロン精密株式会社
お 名 前:阿部 光拳 さん
ヨミガナ:アベ コウケン 
入  社:2020年 4月【2年目】
所属部署:製造部

企業紹介

当社は心なし研削盤(センタレスグラインダ)と内面研削盤(インターナルグラインダ)の開発、設計、製造、販売、サービスまでを行うトップメーカーです。心なし研削盤の国内シェアは4割を超え、海外30カ国以上に7000台を超える納入実績があります。お客様からは製品やサービスに対し高い評価と満足をいただいています。

担当している業務

製造部で研削盤の組み立て業務を行っています。今年に入ってからは機械の組み立てだけではなく、完成した機械の試運転業務も任されるようになりました。当社の機械は、国内はもとより北米、インド、タイなど海外のお客様からも数多くご採用いただいておりますが、最近では特に中国への進出が伸びています。納入前には、当社の工場で最終確認を行うためにお客様に立ち会いいただくのですが、海外のお客様に対してはアメリカ留学していたときに修得した英語のスキルを活かしています。

先輩へのインタビュー

Uターンをした理由

私は山形県酒田市出身です。中学生の頃にF1を好きになったことがきっかけで、自動車を作るエンジニアになりたいと思うようになりました。その夢を叶えるために、高校卒業後はアメリカの大学で2年間学び、その後自動車造りに携わる経験も得ましたが、興味は工作機械に移っていきました。そのため帰国して千葉県内の大学で4年間、機械工学について勉強しました。就職活動では目標としていたエンジニア、特に機械の設計に携わることができる企業を、地域を選ばず比較検討していきました。その中で、ひときわ魅力的な会社がありました。それがミクロン精密でした。しかも地元山形県に。まさか地元にこのような会社があるとは知らなかったのでとても驚き、また嬉しく感じました。

会社を選んだ理由

ミクロン精密の「職人のこだわり」に魅かれました。大量生産的な作り方ではなく、手仕事の感覚も大事にして奥深いところまで作りこむ伝統的なやり方、技術を大切にしているところです。また、製造工程の一部を子会社などに任せるのではなく、設計から完成まで一貫して手掛けているのは、県内はもちろん東北でも珍しいのではないかと思います。

先輩へのインタビュー
先輩へのインタビュー 先輩へのインタビュー

実際に働いてみて

思った以上に職人気質でしたね。熟練のベテランの方や、私よりも年齢が若くても社歴が長い先輩など、皆さんが口をそろえて言うのは、「勘」と「コツ」が重要ということ。私は大学で理論を勉強してきましたが、現場経験となるとまだまだだな、と日々思い知らされています。今後は学んだ理論と現場経験を結び付けて、もっとスキルアップしていきたいと思います。

仕事のやりがい・今後の目標

入社1年が過ぎたころから、完成した機械の試運転を任されています。私は根っからの「機械好き」なので、自分が組み立てた機械の電源を入れて自ら初めて動かすというのはとても嬉しく、やりがいを感じます。ただ、動かすということは、壊してしまうこともあるということですから、緊張感もあります。しかし、それもまたやりがいだと感じています。今後は機械の重要部品の加工工程など、必要な知識を身に付けた上で、設計や開発の仕事をしたいです。今はその前段階の、機械を知る段階。すべての積み重ねがこれからに活きてくると思いますので、先輩からの学びやお客様との対話の中から、ヒントやニーズを見つけ出して、商品開発へ結び付けていきたいと思います。

先輩としてのメッセージ

私が就職活動をしているときは、都市部ではなく地方にある企業に対して、生活などの利便性の面から少しマイナスイメージを持っていました。しかし今は、オンラインで世界と容易に繋がることができる時代です。つまり、会社が立地している場所ではなくて、その会社が何をやっているのかが重要だと思います。また、住環境に関しても人口密度が高く、何をするにも狭い思いをしながら暮らすのではなく、広いところで伸び伸びと暮らすことができるのも地方の良さだと思います。私は車やバイクに乗ることが好きなので、駐車場などの条件が良い今の暮らしに満足しています。自分にとってのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を大切にできる山形県での暮らし、おすすめします。

取材:2021年9月