山交バス株式会社
会社概要
前身の「山形交通」として創業以来80年。地域の皆様の日常を支えるため、安心安全を第一に業務に励んでおります。バス事業の他に自動車整備業、広告販売事業も行っており、バスを中心に生活の様々なシーンでご利用いただけるサービスを提供しております。
将来のビジョン
地域との連携強化を図り、地域と時代に適したバス事業を目指しています。日々進化する自動車産業とICT等にも適応した快適なサービスを提供できるよう努めてまいります。
企業の強み
県内最大のバス事業者としてのネットワークと長年にわたるノウハウを活かした安全管理、研修を行っています。路線バス、高速バス、貸切バスと幅広い業務を行っており、無事故表彰や運転技能競技大会を開催するなど目標をもって業務に取り組んでいただけます。自社整備工場があり車両管理体制も整えております。
業種 | 運輸業,郵便業 |
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事業内容 | ・一般乗合 旅客自動車運送事業(乗合バス) |
資本金 | 1億円 |
設立日 | 平成9年10月 |
代表者 | 代表取締役社長 髙橋 智 |
所在地 | 山形市清住町1-1-20 |
電話番号 | 023-647-5171 |
URL | https://www.yamakobus.jp/ |
従業員数 | 約380名 |
取得した認定等 |
貸切バス事業者安全性評価認定制度三ツ星
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会社(人事担当)から一言 | 入社いただいている多くの方が他業種、未経験からスタートしています。大型二種免許の取得費用の支援がありますので、運転が好きな方や子供の頃の夢だったという方は年齢・経歴を気にせず挑戦いただければと思います。 |
企業名:山交バス株式会社
名前(ヨミガナ):新井利哉(アライトシチカ)さん
入社:2003年7月【21年目】
所属部署:山形営業所営業係長
※所属部署等は取材時点のものです。
企業紹介
山交バスは県内の鉄道・自動車会社5社が合併し、昭和18年10月に山形交通として創業しました。平成9年にグループ内の分社化により山交バス株式会社と社名を変えましたが、前身の山形交通から創業以来80年を迎えます。路線数は平日約160系統で、1日の総距離は24,000Km。これは地球半周分に相当します。山形県の交通を支え、利用者の「日常」に安全を届けるため、常に地域の方々と共に安心・安全を第一に考え、バスの運行を行っています。
担当している業務
路線バス・高速バス・貸切バスの運転士としての業務をメインに、点呼業務、電話対応、運転士を目指す社員の指導も行っています。
Iターンをした理由
埼玉県で生まれ育ち、大学卒業後は首都圏の企業に就職し、毎日人ごみに揉まれながらサラリーマン生活を送っていました。たまたま旅行で訪れた東北の大自然や山の美しさに魅せられ、いつしか休みのたびに東北へ足を運ぶように。そうした日々を送るうちに、大好きな場所で、大好きな運転の仕事をして暮らせないかと思うようになり、東北への移住を考え始めました。
その夢を実現するため、地元の免許センターに通って「大型自動車第二種免許」を取得。東北のどこに住むか迷いましたが、希望する条件を満たしていたのが山形でした。
会社を選んだ理由
バスの運転士を目指していたので、「山交バス」があることが山形移住の大きな決め手に。20年前、その当時から関東の都市部では複雑な系統の中、分単位でバスが運行されていました。片や山形はのどかで、職場もアットホームな雰囲気。ここでなら長く勤められるという印象を持ちました。また、指導教育体制もしっかりしているので、運転士としてデビューするにはとても良い環境だと思いましたね。
実際に働いてみて
入社後は、1か月かけて座学と実際の路線を運行しながら実地訓練を行います。実際の路線でのバスの運転は誰もが初めてのこと。研修がない時も、疑問に感じたことは先輩方に確認しながら日々訓練を重ねていきました。雪道の運転は初めてだったのでとまどいもありましたが、タイムを計りながらチェーンのかけ方の練習をしたり、特殊なテクニックを教えてもらいながら実践したりしていくことで、不安は消えていきました。
大きなバスの運転は大変だと思われるかもしれませんが、今のバスは設備が進化しています。ハンドルも小さく軽くなり、力のない人でも苦労せずに運転することが可能です。また、路線バスでは一部オートマチック車の導入が始まり、未経験者でも抵抗なく運転ができます。
安全な運行を確保することをいちばんに、さらに心がけているのは体の不自由な方への気遣いやサポート、行き先に迷って困っているお客さまへの応対などです。路線によって客層も違うので、何年やってもおもしろい仕事です。車内での気配りと車外での目配りを大切に、ストレスの少ない職場で楽しく働いています。
仕事のやりがい・今後の目標
例えば、満席で足の不自由な方が座れずにいたら、マイク越しではなく座席まで移動して「ご協力いただけませんか?」とお願いするようにしています。譲ってくれた乗客の方には「おかげで助かりました!」と忘れずにお礼を。譲られた方から感謝の言葉をいただけることも多いです。お客さまとの距離感を大事にしながら、こうした経験を通して人の役に立っていることを実感でき、やりがいにつながっています。
同じ志を持つ後輩たちにもこうした気持ちをたくさん味わってもらえるよう、人材育成にも力を入れていくつもりです。
先輩としてのメッセージ
私にとって山形は、食べ物、海、山すべてが輝いて見えます。当社では、そんな山形の魅力を満喫しながら仕事ができると思います。
運転するのが好きな皆さん、ぜひ私たちと一緒に働いてみませんか?